【かたづけ現場】なんで勝手に触るの?
自分のものを勝手に捨てられたことはありますか?
県外在住のお客様から、遺品整理をご依頼いただきました。
事前のお話では、休日を使って新潟に来るということで、
当日見積り兼、新潟へ滞在中に全作業を済ませる予定を組みました。
当日、2階建ての広々としたお宅には、
ご依頼主と奥様、お母様の3名で必要な品の整理をしていました。
見積りを終え、さっそく作業に入ります。
押入いっぱいに贈答品の類が収納されていたので、全て押入の外へ出し、
広いスペースで入っていたものを仕分けていきます。
ところが、その様子を見たお母様が不思議そうなのです。
処分すると決めた物が詰まった袋を開けて、
ひとつひとつ確認を始めます。
この人たちは、なんで人の物を触っているの?袋に詰めているの?
と、いう雰囲気。
あれっ、このスペースは必要なものを取り出してあると伺ったけれど、違ったのかな?
とやや戸惑うかたづけ隊。
やがて、作業は一時中断。ご家族の話し合いになりました。
新潟に来る前に、家の物を整理して処分する話はご家族でされていたそうです。
いざ物を目の当たりにして、気持ちと実際の光景にずれが出たのかもしれません。
ましてや知らない人(=かたづけ隊)が物に触っているとなると、なおのことです。
結局滞在中は、必要な物と、気持ちの整理に専念していただきました。
処分すると決めたものについては、後日かたづけ隊が整理しました。
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もともとは、現地で品物を確認しながらの整理をご希望でした。
そこで、代わりにネットサービスを使って状況をご報告しました。
その日の内に、写真付きで確認できます。
離れた場所にいても、逐一確認したい!といったご要望も承ります。ご相談くださいませ。
かたづけ現場 | 2012/09/04